セックスレスの闇

セックスレスに悩むアラフォー男子が綴る心の闇日記

夫婦生活にセックスは必要か

セックスレスにまつわるネットの記事を読むと、よく

 

「セックスするために結婚したの?」

 

と聞かれている夫(または妻)の話が書かれている。私はまだそんな風に言われたことはないが、いつ言われてもおかしくない気がする。

 

私にとってセックスは夫婦生活を成り立たせる重要なファクターの一つである。

 

結婚することで、生涯一人の女性としかセックスをしないことを誓った(つもり)。

 

だから浮気もしないし、風俗にもいかない。

 

この世でただ一人、妻としかセックスをしない。

 

これが私の(性生活における)結婚観である。

 

もちろん、一緒に楽しい時間を過ごすことや、辛い時に助け合うこと、子供を授かり家庭を築くことなど、結婚することでできること、すべきこと、やりたいことは山ほどある。

 

ただそれらは夫婦の結びつきがあってこそである。

 

夫婦は親子と違って血のつながりはない。子は親を選べないが、夫は妻を選べる。だからこそ、夫婦は結びつきが大切だと思う。

 

その結びつきの中に、セックスがある。多分これが占めるウェートが、他の人より私は大きいのだろう。セックスができない=夫婦ではない、と考えてしまう。

 

セックスできない状態が、妻から私を遠ざけてしまう。

 

きっとこんな考えの私を、妻は嫌がっているのだろう。

 

これまで何度もレス状態を経験してきたが、私の考えは一向に変わる気配はない。何度も変えようと努力してきたのにだ。

 

そして妻の態度も変わらない。

 

きっと人生で最も性欲旺盛な20~30代をこんな形で終えてしまうのは嫌だ。

会話が先か セックスが先か

性生活がうまくいかないときは、必ず話し合いをする。

すると、決まって私の悪いところが指摘される。

子どもの面倒を見ていないとか、自分のことばかりしているとか。

その度に反省し、自分の行動を見つめなおしてきた。

話し合いの度に自分を悪く言われるのは辛い。

でもがんばってきた。

「会話がないのにセックスするのはおかしい」

と言われたこともある。

確かにその通りだ。

ただ、セックスしたくてもできないときは、相手を憎んでしまう。

そんな状況で仲良く話はできない。

そう思ってしまう。

ひとたびセックスすれば、なぜか優しい気持ちになり、たくさん話したくなる。

愛おしく感じる。

自分はそれを知っているから、セックスすることが会話につながると思っている。

これはおかしな考え方なのだろうか。

もちろんセックスするためだけに結婚したわけではない。

でも、妻はこの世で唯一セックスすることを許されている存在だ。

妻とセックスできなければ、私の中での夫婦の形は崩れてしまう。

それくらい、セックスが占める割合が大きい。

これはおかしいのだろうか。

今日もできずに、一人悶々とした時間を過ごしている。

セックスするための条件

妻が仕事を始めてから忙しくなり、毎日疲れた様子で営みは減っていった。

何度誘っても「その気になれない」ということだった。

その時は、家事を手伝ってくれればそういう気になれるかもしれないということで、食器を洗ったり、風呂掃除をしたり、出来る限り手伝った。もともと家事は苦手な方で、一人で暮らしているとさぼってしまうくらいだから、結婚してからもろくに手伝っていなかった。

子育て中には「一人になりたい」と言われ、週末に子どもを連れて出かけたり、逆に妻に一人で出かけてもらったりして、一人で過ごす時間を作った。

セックスができないとき、このように条件を付けられることがよくあった。

その度に願いをかなえてあげられるように努力してきた。

もしかしたら、他の男性よりはできていないのかもしれない。

それでも自分なりに努力してきたつもりだ。

自分がやってこなかったことを省みて、できることをしてきたつもりだ。

セックスできたときは、努力が認められたと思えたが、逆にできないときは、認められていないんだと落ち込む。

妻にとってセックスは「やらなければいけない」義務なのだろう。

自分から進んで誘ってくることはほとんどない。

私がしたいと言うからから、してあげているんだと思う。

だから条件がつくのだろう。

「してあげているんだから、あなたも努力してよ。」

きっとそういうことなんだろう。

私にとって性欲は食欲と同じだ。

セックスレスについて書かれたとあるネットの記事に

「セックスしたいということはご飯を食べたいということと同じ。ご飯を作るから待っててねと言われて、1年も待てない」

と書いてあった。

とても共感した。

私だっていつまでも待てない。

新婚のときのように、目が合ったらキスをしてそのまま…

というようにセックスがしたい。

○○をしたらセックスできる

そんな性生活は嫌だ。

セックスレスで辛い気持ちを書き溜めてみる

本格的なセックスレスになって5か月になろうとしています。


短いと思われる方もいると思いますが、辛い、辛い5か月でした。

なぜ辛いかというと

「もうすることを諦めた」

からです。

これまでもレスになることが何度もありました。

最長で2年半。

その時は妻が子育て中だったので、自分に言い聞かせることができました。「子育てが落ち着けばできる」と。

その後2年半ぶりのセックスで、第2子ができました。

またレスです。

そんなこんなで3人分、計6年はしてない期間がありました。

結婚してそろそろ15年。新婚1年目は、それはそれはラブラブでした。

妻が仕事を始め、忙しくなり出してから、回数は減りました。

そして子作りのためのセックスになり、

子どもが大きくなって復帰してからの数年は、1か月に1回程度。

私はもっとしたいんです。

毎日のように抱きたい。

残念ながら、性生活に満足したことはありません。

ちょっとしたすれ違いから、セックスが遠ざかり、

意を決して話し合いに臨んだ結果、

「家族のことを大切にしてほしい」

と言われました。

夫婦としての時間はいらないと。

毎晩のように性欲と戦い、

毎朝のように朝勃ちと向き合い。

どうしてしてくれないのかと妻を憎み、

でも妻の気持ちもわかるので、憎みたくない。

そうして自分の中で出した答えは「もう誘わない」

そう決めてから4か月が経ちました。

おかげで、妻を憎むことはなくなりました。

でも毎日元気が出ません。

仕事に行きたくない。

家にいたくない。

何もしたくない。

この辛い思いを誰かに聞いてほしいけど、誰にも言えない。

せめて顔も知らないだれかから、一言でも励まされれば・・・。

そんなことを考えて、ブログに書いてみることにしました。

いつまで続くか分かりません。

すぐに終わることを願っています。