セックスレスの闇

セックスレスに悩むアラフォー男子が綴る心の闇日記

セックスするための条件

妻が仕事を始めてから忙しくなり、毎日疲れた様子で営みは減っていった。

何度誘っても「その気になれない」ということだった。

その時は、家事を手伝ってくれればそういう気になれるかもしれないということで、食器を洗ったり、風呂掃除をしたり、出来る限り手伝った。もともと家事は苦手な方で、一人で暮らしているとさぼってしまうくらいだから、結婚してからもろくに手伝っていなかった。

子育て中には「一人になりたい」と言われ、週末に子どもを連れて出かけたり、逆に妻に一人で出かけてもらったりして、一人で過ごす時間を作った。

セックスができないとき、このように条件を付けられることがよくあった。

その度に願いをかなえてあげられるように努力してきた。

もしかしたら、他の男性よりはできていないのかもしれない。

それでも自分なりに努力してきたつもりだ。

自分がやってこなかったことを省みて、できることをしてきたつもりだ。

セックスできたときは、努力が認められたと思えたが、逆にできないときは、認められていないんだと落ち込む。

妻にとってセックスは「やらなければいけない」義務なのだろう。

自分から進んで誘ってくることはほとんどない。

私がしたいと言うからから、してあげているんだと思う。

だから条件がつくのだろう。

「してあげているんだから、あなたも努力してよ。」

きっとそういうことなんだろう。

私にとって性欲は食欲と同じだ。

セックスレスについて書かれたとあるネットの記事に

「セックスしたいということはご飯を食べたいということと同じ。ご飯を作るから待っててねと言われて、1年も待てない」

と書いてあった。

とても共感した。

私だっていつまでも待てない。

新婚のときのように、目が合ったらキスをしてそのまま…

というようにセックスがしたい。

○○をしたらセックスできる

そんな性生活は嫌だ。